タイ人の建築家 ONG-ARD SATRABHANDHU はアジアの伝統的な空間構成を大切にして、外部に対して開放的な空間を得意とする。列柱の並ぶ深い庇のテラス空間が、中間領域として中庭と室内を心地よく融通無碍に繋いでいく手法が、高い完成度で結晶している。アジアンテイストの宿泊施設をデザインする建築家、インテリアデザイナーにとって大変参考になる一冊です。「A TRADITION OF SERENITYTHE TROPICAL HOUSES OF ONG-ARD SATRABHANDHU」Photography by François HalardRIZZOLI2015年printed in Italy